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あなたも、人生において、夢や目標をお持ちだと思います。
たとえば・・・
・自分に合った好きな仕事に就いて、その道を究め、
長く活躍したい。
・人に役に立つ、人から感謝される仕事をしたい。
・子どもを一流の学校に入れたい。海外留学もさせたい。
・郊外の広い一戸建て、またはタワーマンションに住みたい。
・海外旅行に何度も行きたい。世界一周もしたい。
・車が大好きなので、2年毎に買い替えたい。
・趣味をとことん究めたい。
などなど、夢はさまざまです。
こんな夢をお持ちの方が、FPとは何なのかを知るとメリットがあります。
この記事を最後までご覧いただくと、今あなたにFP資格が必要なのか?
もし必要なら、何をすれば良いのかが分かります。
本文では6つの視点に分けて、解説します。
FPとは何か?
FP資格取得ーお金に関する悩みの解決と夢の実現のために
FP資格を取得すると、まず自分自身や家族のために役立ちます。
あなたは、日常生活で、お金に関して困ったことはありませんか?
・毎月赤字なのだけど、どうすれば家計を改善できるかしら?
・子どもを私立の学校に入れたいのだけど、教育費が足りるかしら?
・そろそろマイホームがほしい。住宅ローンっていくら借りられる?
そして、ちゃんと返せる?
・銀行の定期預金だけではお金が全然増えない。
資産運用はどうすればよいの?
・保険は種類がたくさんあって、どれに入ればよいかわからない。
・年金だけでは老後の資金が心配。どうすれば安心して暮らせるの?
・家族や自分の相続のことが心配。
などなど。お金に関する悩みはつきないのではないでしょうか?
人によって夢はいろいろですが、その夢の実現にはどうしても
お金がかかります。
人生における夢や目標をかなえるために、資金計画をきちんと立て、
経済的な方面から、実現の土台を作る方法を、
「ファイナンシャル・プランニング」といいます。
ファイナンシャル・プランニングには、家計に関する金融、税制、
保険、年金制度、住宅ローン、不動産、相続など、さまざまな
知識が必要になります。
こういった「くらしとお金」に関する知識を十分に備え、私達の
悩みの相談にのってくれて一緒に考え、適切なアドバイスと共に
解決策を実行する手助けをしてくれるのが、
ファイナンシャル・プランナー(FP)とよばれるお金に関する
専門家です。
FPの資格を取得すると、まず自分自身や家族のお金に関する
悩みの解決に役立ちます。
そして、将来の夢に向けての長期的な資金計画等も立てる
ことができ、夢の実現のための大きな力になります。
FP資格を会社の仕事に活かす
FP資格保持者は銀行、証券会社、保険会社などの金融機関や、
不動産業界に勤務する方が多いです。
会社によっては、FP資格取得を奨励しており、受験費用の負担
をしたり、昇進・昇格の条件の一つとしているところもあります。
金融機関や不動産業界に勤務する方、または就職・転職を希望
する方にとっては、FP資格取得は業務上、ほとんど必須ともいえます。
また、一般企業でもFPの知識を活かして、労務や福利厚生の業務に
携わっている方もいます。
FP資格はこういった会社の業務やご自身の昇進・昇格のために、
大いに役立ちます。
FP資格を取得し、独立開業する
金融機関等で勤務した後、または、会社勤務を経ずに直接、
FP資格を活かして、独立開業するFPも数多くいます。
こういった独立系FPは、自分で事務所を持ち、相談ばかりでなく、
講演、執筆などでも活躍しています。
FP資格は単独の職業としても成り立ちます。
FPの仕事の内容
FPの仕事の内容は次の通りです。
ファイナンシャル・プランナー(FP)は相談者の年齢、立場や
ライフイベントを十分考慮した上で、アドバイスをし、資産設計を
行います。
必要に応じて税理士、弁護士、社会保険労務士など各方面の
専門家の力を借りることもあります。
FPが相談に応じる具体的な内容の例は次の通りです。
・日々の家計管理
・将来のための貯蓄方法
・老後の生活設計
・老後資金の準備方法
・教育資金の準備方法
・年金制度
・住宅ローンの使い方
・資産運用方法
・退職金の運用方法
・保険の選び方
・介護、介護費用
・税制
・医療費控除や配偶者控除など
・相続、贈与
・遺言の準備方法
・子や孫への贈与
など。
FP資格の種類
FP資格には段階・種類があります。
国家資格には、
・3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)
・2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
・1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)
があり、
民間資格としては、
・AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)
・CFP (サーティファイド ファイナンシャル プランナー)
があります。
FPの業務を行うためには、FP2級以上やAFP以上の資格保持者が
多いようです。
FP資格取得のためには、各級において、それぞれ試験があり、
難易度等も異なります。
各級の試験合格のためには、難易度に合わせた、計画的な学習が必要
となります。
FP資格取得・試験勉強の必要性
お金に関することは学校ではなかなか教えてくれません。
自分で自然に知識を得ることはむずかしいです。
そこで、FPは社会において、とても必要とされる職業となっています。
FPの資格を持たない人が、ファイナンシャル・プランニングを
行っても、法律上の罪には問われませんが、
相談者の大切なお金とプライバシーに関する業務を行う上で、
お金の専門家として、FPの資格はどうしても必要です。
たとえ直接FPの業務に就かなくても、FP資格取得のための試験勉強は
税制、保険、年金、金融、住宅ローン、不動産、相続などの
知識が得られるので、自分や家族の人生にとって、大変役に立つ
ものとなります。
特に個人では、家計管理や、資産運用、将来の生活設計などに
大変有用で、FPの知識があるのとないのでは、人生において
大きな差となってしまうかもしれません。
FP関係業務をする人も、FPの仕事には就かない人も、
まずFP資格を取る試験勉強から始めてみてはいかがでしょうか?