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FP3級試験の難易度は低いです。

FP3級は国家資格の中でも容易に取得できる資格です。

FP3級試験の難易度が低い理由などについて解説します。

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FP3級の難易度は?

FP3級の合格率は高い

FP3級試験の合格率は高いです。

FP3級はFP協会およびきんざいで受検できます。

以下に直近約10回分のFP3級試験の合格率を示しますが

学科試験の合格率は、FP協会は70%~80%、
きんざいは50%~70%前後です。

きんざいの方が合格率が低いのは、FP協会は個人受検が多い
一方、きんざいでは団体受検者が多く、勉強不足の者が多く
含まれているため、とされています。

それにしても全体的に50%以上の受検者が合格する試験なので
難易度は低いです。

実技試験の合格率は、

FP協会の「資産設計提案業務」で 80%~90%

きんざいの「個人資産相談業務」で60%~80%、
「保険顧客資産動産業務」で40%~70%位です。

実技試験の科目によって合格率が異なりますが
それでも概ね50%以上の合格率となっています。

FP3級の合格率(FP協会)

試験日    学科試験     実技試験

2020年5月   中止       中止
2020年1月   85.34%     79.45%
2019年9月   78.09%     79.48%
2019年5月   69.07%     86.42%
2019年1月   74.09%     83.38%
2018年9月   78.63%     86.50%
2018年5月   78.92%     90.47%
2018年1月   80.33%     89.07%
2017年9月   78.47%     85.37%
2017年5月   71.87%     86.18%
2017年1月   67.20%     85.07%

FP3級の合格率(きんざい)

試験日    学科試験  実技(個人)実技(保険)

2020年5月  中止     中止     中止
2020年1月  65.43%   50.22%   48.19%
2019年9月  62.77%   45.44%   43.31%
2019年5月  42.76%   54.35%   44.85%
2019年1月  51.91%   56.21%   39.32%
2018年9月  61.64%   51.46%   34.32%
2018年5月  57.84%   71.20%   35.69%
2018年1月  65.34%   67.13%   42.98%
2017年9月  69.95%   75.83%   67.05%
2017年5月  55.12%   59.69%   40.60%
2017年1月  48.19%   74.89%   48.97%

解きやすい出題形式

FP3級の学科試験の出題形式は

正誤問題(○☓式)30題、三択式問題 30題の
マークシート方式です。

FP2級の四択式などと比べると、正答を選びやすく、
高得点を狙いやすいです。

大体の出題パターンが決まっている

FP3級の試験問題は超難問や新形式の問題が出題される
可能性は極めて低く、毎回大体同様のパターンで
出題されます。

ですから、過去問などでしっかり勉強して、基本をおさえて
おけば、合格しやすいです。

合格基準は60%以上

FP3級の合格基準は学科・実技共に60%以上の絶対評価です。

60%以上というのはFPの他の級の試験でも同様ですが、

他の受験生の出来具合等に左右されず、とにかく6割正答
すれば誰でも合格できます。

まとめ

FP3級の難易度は低いです。

FP3級は毎回決まったパターンの出題がされ、出題形式も、
二択・三択形式で正答しやすいです。

正答率60%以上で合格します。
合格率も約65-70%と非常に合格しやすい試験となっています。

FP3級は独学でもしっかり勉強すれば、容易に取得できる
国家資格ですので、暮らしとお金に関する知識を
得たい人におすすめの資格です。