FP試験には、FP3級、FP2級、FP1級、CFP資格審査試験が
あります。
各級において、それぞれ細かい試験対策が異なりますが、
各級に共通する事項をまとめてみました。

FP試験対策(各級共通)

FP試験に使用する電卓のおすすめ

FP試験には計算問題も出題されますので、試験会場に
電卓を持参する必要があります。

使用できる電卓には条件がありますので、条件に合った
電卓を選びましょう。

また、試験中の電卓のトラブルに対処するために、
予備の電卓の持参も必要です。

FP試験に使用できる電卓の条件は

・演算機能のみを有するもの
関数機能、ローン計算、複利計算等ができる電卓は使用不可

・数値を表示する部分がおおむね水平で、文字表示領域が
1行のもの

・外形寸法:おおむね26㎝×18㎝の大きさを超えないもの

・複数の電卓の使用は禁止

等となっています。、

詳しくはこちらの記事をお読みください
FP試験に使用する電卓のおすすめは? 最適な機能とは

FP試験の内容に影響する法改正とは?

FP試験は原則として、以下のように定められた法令基準日
に施行されている法令に基づき出題されます。

FP3級、FP2級

●1月、5月の試験:法令基準日 前年の10月1日
●9月の試験:法令基準日 当年の4月1日

FP1級

学科試験(きんざい)

●1月、5月の試験:法令基準日 前年の10月1日
●9月の試験:法令基準日 当年の4月1日

実技試験(FP協会:資産設計提案業務)

●9月の試験:法令基準日 当年の4月1日

実技試験(金財:資産相談業務)

●2月、6月、9-10月の試験:
原則として試験日現在施行の法令等に基づきます。

従って、自分が受検する試験に該当する法令基準日
に注目し、特に直近の法令基準日のすぐ前に法改正が
あった場合に注意が必要です。

法改正に対応するためには、最新版のテキスト・
問題集を使用して学習すれば対処できます。

市販のテキスト・問題集、通信講座のテキスト等は
法改正に対応して改訂されています。

おすすめしませんが、どうしても古い版のテキスト・
問題集で勉強したい場合には、ご自身で関連する
法改正について情報を収集する必要があるでしょう。

またFP試験では、マスコミ・メディアで話題となった
最新情報に関する出題もされます。
法改正だけにこだわらず、新聞・雑誌・ニュースなどで、
常にFPに関連がありそうな新しい情報にアンテナを
はっておくことも必要です。

試験勉強の場所はどこがおすすめ

FP試験の試験勉強は通常は自宅で行うことが多いと
思いますが、自宅では集中できなかったり、気分を
変えたい場合もあります。

そういう場合には、自宅外で勉強した方が効率的です。

自宅外での勉強場所の一番のおすすめは、図書館です。
無料ですし、静かで空調もきき、長時間滞在可能です。

公民館なども使えればよいところです。

ファストフード店、ファミレス、フードコート、
カフェ・喫茶店等でも勉強ができます。

こういった場所では飲食代がかかる、必ずしも静かではない、
あまりにも長時間の使用はむずかしい等の欠点が
あります。

もっとお金をかけてよいなら、有料の自習室が静かで
集中できてよいでしょう。
インターネットカフェやカラオケも使えます。

季節や天候がよければ、公園で勉強することもできます。

詳しくはこちらのページをご参照ください。
試験勉強の場所はどこがおすすめ? 自宅以外で使える所は?

FP試験勉強のコツとは?

FP試験の勉強法に近道はありません。

試験勉強のコツは、王道になりますが、独学の場合、
次の通りです。

・直近の過去問をざっとながめる。
・受検する級のテキスト・問題集をひととおり読む。
・直近の過去問をひととおり解く。
・できなかったところをテキスト・問題集で復習する。
・1つ前、2つ前の過去問についても同様に行う。
・過去3回分の過去問につき、あと2回ずつ繰り返す
(合計3回分の過去問を3回ずつ解く)。

詳しくはこちら
FP試験勉強のコツとは? 効率的に一発合格するために!

FP試験当日の昼食はどうする?

試験勉強が万全と思えても、試験当日の対策がおろそか
だとうっかり足をすくわれることにもなりかねません。

細かいことですが、試験当日の昼食はどうすればよい
でしょうか?

スバリいうと

当日の昼食は、原則として自宅または自宅付近から
確保し持参しましょう。

試験会場付近の店では混雑して昼食が買えなかったり、
適当な外食場所がなかったり、外食の場所が混雑
している可能性があるからです。

また、昼食はナマモノを避け、少なめの量をおすすめします。

詳しくはこちらから
FP試験当日の昼食はどうする? 持参?それとも・・・